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卵はいつ集めるんだろう【養鶏農家の仕事】

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一戸で1万羽以上飼っている【採卵鶏経営とその改善】

早く、おいしい肉になれ【鶏肉が出荷されるまで】

鶏群構成の考え方

写真1
卵重は雌鶏の年齢で変化する。右から卵重が増えていき、一番左が初産後100日目の卵

卵重、産卵率は年齢で変化する

 卵重(鶏卵の重量)や産卵率は、雌鶏の年齢によって変化します。とくに年齢との関係が深いのは卵重で、初産卵は最小で40g前後ですが、1年後の産卵では70g以上に増加します。最初の半年くらいは直線的に増加し、以後ゆるやかに増加して、2年目以降はほぼ一定した重量になります。
 産卵率は産卵を開始して2-3カ月でピークに達し、現在の採卵鶏では90%をこえる産卵率(1日につき100羽が90個以上を産卵)が数カ月続くこともあります。しかし、1年後には約65-75%と産卵率は低下していきます。

養鶏場の鶏齢構成を適正に

 パックに詰められる卵は、MS・M・L規格重量のもので、とくに需要が多いのが58g以上70g未満のM-L規格卵です。養鶏場は、利用者が求める適正重量の卵を常に一定量供給することが必要とされます。
 このため養鶏場は、産卵中の鶏の年齢構成がかたよらないように、最低でも1年間に4回は一定の間隔をあけてヒナを導入しなければなりません。

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