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生殖器の構造
雄鶏の生殖器 オスの生殖器は精巣(睾丸:こうがん)、精巣上体(副睾丸)、精管、付属器官、排泄腔(はいせつこう)からなります。せきついの内側にそれをはさんで左右にあるのが腎臓(じんぞう)であり、腎臓の前縁あたりには左右一対の精巣が存在します。精巣は卵円形・白色で、ここで精子がつくられ、雄性ホルモンの分泌も行われます。 雌鶏の生殖器 メスの生殖器は卵巣、卵管、排泄腔からなります。卵巣はオスの精巣とほぼ同じ位置にありますが、卵管を含め精巣のように左右一対ではなく、右側は退化して左側だけが発達しています。 このように、鶏は雌雄とも特別の交尾器はもたないので、交尾は雌雄の排泄腔の開口部を接触させて行います。 |