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ミンクは“柔らかな宝石”

写真1
プラチナ種
写真2
パステル種
写真3
バイオレット種

あったかい、でも高い、ミンクの毛

 ミンクは北米大陸および欧州、ロシア、フィンランドに生息するイタチ科の食肉獣です。1866年にアメリカで人工養殖に成功し、人工的な飼育が進むにつれて、毛色、毛質が改良されていきました。日本のミンク飼育は1928年、カナダから雌雄各2頭のミンクを北海道に輸入して飼育試験を開始したのが始まりです。
 それまで養殖毛皮動物としては長毛のキツネが普及していましたが、1940年代から世界の流行がコート、ジャケットなどの衣服類に移ったことから、スマートな短毛のミンクが普及したのです。ミンク毛皮の特徴は、

1.毛足が短く密生して保温・保湿・放湿性に優れているため、高級コートやジャケット類に適する

2.たくさんの色調をもち、好みと用途によって選択できる

3.皮が薄くて軽く、高度な縫製加工に適しており、丈夫で長持ちする

などがあります。

 ミンクは「柔らかな宝石」といわれるように、サイズ、色調、毛質によって、宝石と同じく販売価格に大きな開きがあります。また、品種は毛色で決められていて、日本で最も多く養殖されているサファイアをはじめ、プラチナ、カトレアなど名前のほとんどが宝石、貴金属、花などの名を冠して、その美しさを強調しています。

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