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ミツバチの習性

写真1
ミツバチのダンス
写真2
巣を守る門番
写真3
家畜用ミツバチの巣
写真提供:玉川大学ミツバチ科学研究施設

ミツバチの習性

 大家族で生活する巣には、育児、巣の掃除、食料の貯蔵、防衛(門番)、エサ集めなどのたくさんの仕事があります。これらの仕事は働き蜂(はち)が行い、若い蜂から順に担当する仕事が決まっている(日齢分業)ため、皆が同じ仕事をしているわけではありません。
 巣のひとつひとつの部屋(巣房)の構造は六角形が基本です。この六角形の巣房が数千個集まったものを巣板といい、セイヨウミツバチではこの巣板何枚かでひとつの巣になります。働き蜂は腹部にあるろうの分泌腺(ぶんぴつせん)から出るろうを使って、触角を定規にしながら性格に六角形を作ります。
 ミツバチはそれぞれ勝手に花に飛んでいってるわけではありません。いい蜜源(みつげん:蜜を採集することができる場所)を見つけた働き蜂は巣に戻ると、ダンスを踊って花のあった方向と距離を伝えます。また、体についた花の匂(にお)いも手がかりになるようです。ダンスで情報を得た働き蜂は、教えられた距離や方向に飛んでいき、いい蜜源を利用するようになります。この性質は、例えば「レンゲ蜜」などの単一の花のハチミツを生産する上でも重要です。

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