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あったかモコモコ、ガチョウの毛

写真1
アフリカガチョウ。いつも集団行動

ガチョウの起源は野生のガン

 ガチョウは野生のガンを家禽化(かきんか)したもので、古代エジプト人が紀元前に飼っていたのがその始まりです。大型の家禽に属し、産卵期は2-6月ですが、1年に30個くらいしか産卵しないのであまりふえません。
 卵は200-250g、ヒナは130-160gで、成長はきわめて速く、2カ月もすぎると、しだいに本羽毛が生えそろいます。成長中は大めし食いで、エサがなくなると、人の後を追い大好物の緑餌(りょくじ)を求めるなど、人に慣れやすく、人見知りもします。10週齢になると成長はゆるやかになり、外観は親と同じくらいになります。翌春には産卵を開始しますが、本格的な成鳥となるまでには4年ほどかかります。寿命は約20年です。
 肝臓はフォワグラとして高級珍味に、羽毛は登山やスキーのダウンジャケット、クッションに利用されます。実験用家禽としては、風しん、日本脳炎の抗体検査にガチョウの赤血球が使用されています。
 いつも集団行動で、リーダーガチョウの指揮に従う習慣があり、夜眼がきいて敏感で騒ぐため、番犬がわりに飼育されることもあります。日本での飼育単位は、せいぜいオス1羽、メス2羽のトリオ飼いでテリトリーを確立しているため、他のガチョウをいれてもなかなかなじみません。

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