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酪農(らくのう)って何? 乳用牛のからだのひみつ ぼくにも乳用牛、飼えるかな? 牧場へ行こう 乳用牛とは大昔から友だちだった 栄養たっぷり、おいしいね

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ぼくにも乳用牛、飼えるかな?  

1日に30kgも食べるんだって【エサの与え方】

草やワラがおいしい牛乳にかわる【エサ作り】

りっぱなお母さんになるために【子牛の育て方】

ちゃんと世話をしないと病気になっちゃう【おもな病気と対策】

ウンチが土を豊かにする【ふん尿の処理と利用】

育成の目標

丈夫な第1胃を育てることが重要

 生まれてから初めての子牛を産むまでの雌牛を、育成牛といいます。大人になってどのくらい乳が搾れるか、あるいはどれくらい良質の乳が出せるか、といったことは血統的な影響もありますが、育成牛をどのように育てるかによっても左右されるのです。
 たくさんの乳を出すためには、牛自体がそれに耐えられるだけの体力をつけなくてはいけません。丈夫な四肢、しっかりした体躯、強靭な心臓をもつ牛になるように育てていくだけではなく、高泌乳量に耐えるための栄養を取り込むための消化管、とくにエサを十分に食べることのできる第1胃を育てることが重要な課題です。

良い牛は自分の手で作り出す

 育成を成功させるには、牛の身体がどのように発達していくかについて十分な知識が必要なため、かつては育成牛を扱う専門の農家が育てるケースがほとんどでした。また、北海道や外国などで育てられた牛を購入することもよく行われてきました。しかし、より良質な乳をたくさん出す牛、あるいは自分の飼育条件に合った牛を、効率よく育てるには、やはり自分の手で作り出す必要があるため、育成牛を自ら育てる農家が増えています。

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