homeおしえて!トップへ

WWW 検索 zookan.lin.gr.jp 検索
 
2.生きものだもん、気をつけないと


私たち繁殖農家(はんしょくのうか)は、お母さん牛に毎年子牛を生ませて、9カ月くらいまで育てているんだよ。人間の赤ちゃんと同じで、子牛は体が弱いから、注意して育てないと。大きくなったら、肥育農家(ひいくのうか)へバトンタッチ。

畜産ZOO鑑コンテンツ
「子牛のしつけも大変だ」→子牛が元気で育つためには、まずは仲良くなること。子牛は寒さに弱くて、すぐおなかをこわしてしまうんだ。

「ちゃんと世話しないと病気になっちゃう」→牛はストレスにも、汚(きたな)いところにも、とっても弱い。病気にならないように気をつけてあげないとね。

「初乳から離乳(りにゅう)まで」→生まれてすぐ、病気にかかりにくくなる免疫物質(めんえきぶっしつ、抗体=こうたいともいう)をふくんだ初乳をあげるんだ。

「削蹄(さくてい)」→牛の蹄(ひづめ)は1カ月に8-10mmも伸(の)びる。だから人間が爪(つめ)を切るみたいに蹄を削(けず)ってあげないと、歩くのもたいへんになっちゃう。