肉用牛トップ >> 肉用牛とは大昔から友だちだった >> 枝肉って知っていますか【規格と流通】 >> 牛肉の消費量と輸入牛肉
|
|
牛肉の消費量と輸入牛肉
日本の現状
主要な国別の国民1人1年当たりの牛肉供給量を見ると、日本では10.1kgですが、アメリカは43.9kgで、その差には大きなものがあります。
ただし昭和30(1955)年度の日本の牛肉の1人1年当たり純供給量は1.2kgでしたが、昭和45(1970)年度は2.1kgと約2倍に増加し、昭和55(1980)年度は3.5kgと約3倍、平成2(1990)年度は5.5kg、平成14(2002)年度は6.4kgと、ここ50年間で5倍近くになっています。
こうした状況から、平成14年度は日本の生産量約52万トンに対し、輸入量は76万3000トンにまで増加、全供給量の59%を占めるまでになっています。
またBSEが発生した平成13年度に一度消費が急激に落ち込み、現在は横ばい状態が続いています。国別の輸入量ではオーストラリアが第1位で全体の49%、継いでアメリカが45%を占め、この2カ国で牛肉の総輸入量の97%にもなります。
■国民一人一年あたりの牛肉の純消費量
年 |
昭和30 |
35 |
40 |
45 |
50 |
55 |
60 |
平成2 |
7 |
12 |
14 |
消費量(kg) |
1.2 |
1.1 |
1.5 |
2.1 |
2.5 |
3.5 |
3.9 |
5.5 |
7.5 |
7.6 |
6.4 |
出典:『食料需給表 平成14年度版』(農林水産省、平成16年3月) |
関連サイト