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牛舎の様式
飼養頭数で違ってくる牛舎の様式・構造 繁殖経営は飼養規模で牛舎の様式が異なります。 1.10頭以上の場合: 通路をはさみ繋(つな)ぎ式の牛舎様式が多くなります。繋ぎ牛舎は母牛1頭当たり8-9平方メートルが必要です。飼槽や牛床、ふん尿溝はコンクリート製で、牛の汚れ防止のため、牛床にはワラやオガクズ、ゴムマットを敷きます。 2.20頭以上の場合: 開放牛舎(ルースバーン)になります。牛舎につづいて運動場も設けます。この方式は群飼い方式とも呼ばれ、飼養管理が省力化できます。牛舎の南側に連続式のコンクリート飼槽を設け、給餌(きゅうじ)の時は牛の頸部(けいぶ)を挟む連動スタンチョンで1頭ずつ保定します。休息場は土間やアスファルト舗装にし、敷料にはオガクズやワラ、完熟堆肥(たいひ)を使用します。敷料は7-10日ごとにバケットローダー(トラクター)で交換します。塩は給塩台で自由に与えます。母牛の条件などで2群に分けて飼うこともでき、この場合は子牛のみが自由に採食できる別飼い飼料を給与して、発育を促します。 肥育経営では、約40平方メートルの牛房で、6-7頭を飼うのが一般的です。頭数が増えればそれだけ牛房が必要になり、大きな牛舎をつくらなければなりません。 |