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栄養たっぷり、おいしいね  

羊乳にはタンパク質がいっぱい

写真1

羊乳生産用の品種

 羊乳は日本ではあまりなじみがありませんが、世界的には古くから貴重なタンパク源として利用されており、中近東、地中海沿岸および東部ヨーロッパの国々では乳用種のめん羊が飼育されています。
 羊乳生産用として飼育されている品種には、中近東に多く見られるアワシやキオス、ヨーロッパではオストフリーシアン、フライスランド、ラコーヌなどがあります。

チーズの原料

 羊乳のおもな用途はチーズの原料であり、ギリシャのフェタや「青かびチーズの王様」といわれるフランスのロックフォールなどが有名ですが、その他、ヨーグルトやバターにも加工されています。また、羊乳は脂肪分やタンパク質などの成分量が高く、牛乳に比べて栄養的に優れていることから、病人用の飲用乳として利用しているところもあります。
 日本では、明治時代に乳用種のオストフリーシアンが輸入されたことがありますが、その当時に羊乳が利用された実績はありません。しかし、最近では、羊乳の加工に関心を持ち、フライスランドを導入して、飲用乳や羊乳アイスクリームの製造・販売に取り組んでいる農場も見られるようになりました。

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