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山羊 -育て方- 食事

草が大好き

草が大好き

 山羊(やぎ)は草食動物(そうしょくどうぶつ)で繊維(せんい)の多(おお)い植物(しょくぶつ)が大好(だいす)きだよ。粗飼料(そしりょう)と呼(よ)ばれる草(くさ)や干草(ほしくさ)などが山羊のエサになる。山羊がお手紙(てがみ)を食(た)べちゃう歌(うた)があるけど、これはこうぞやみつまたといった木(き)の繊維からできた和紙(わし)のことだから、ふつうの紙(かみ)はあげちゃだめだよ。
 山羊は元々(もともと)丈夫(じょうぶ)で病気(びょうき)になりにくいけど、足元(あしもと)にしいたわらやふん、おしっこの片付(かたづ)けは、こまめにして、しめっぽいじょうたいにならないようにしておくと、安心(あんしん)だよ。かわいがって、よく観察(かんさつ)してあげよう。お乳(ちち)をしぼるときもリズムよくしぼると、たくさんお乳を出(だ)してくれるよ。
 品種(ひんしゅ)によっては角(つの)がはえてくるので、赤(あか)ちゃんのうち(生後(せいご)1〜2週間(しゅうかん))に角を切(き)ることが多(おお)いんだ。野生(やせい)ならごつごつした岩(いわ)の上(うえ)で暮(く)らしているからひづめが伸(の)びすぎることはないんだけど、飼育(しいく)されている山羊はひづめのお手入(い)れも大事(だいじ)だよ。伸びすぎるとひづめそのものや足(あし)が病気になることがあるから、2〜3ヶ月(かげつ)に一回(いっかい)は切ってあげるんだ。

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