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乳用牛 -品種- 主なもの

ホルスタイン

ホルスタイン

ジャージ−

ジャージ−

 みんなが知(し)ってる黒(くろ)と白(しろ)のまだらもようの牛(うし)は、ホルスタインという乳牛(にゅうぎゅう)だよ。日本(にほん)で飼(か)われている乳牛の90パーセントは、ホルスタイン種(しゅ)なんだ。世界中(せかいじゅう)でも飼われていて、「乳用牛(にゅうようぎゅう)の女王(じょうおう)」っていわれているよ。日本にやってきたのは、明治時代(めいじじだい)。アメリカから輸入(ゆにゅう)されたんだ。おだやかな性格(せいかく)で寒(さむ)さには強(つよ)いんだけど、暑(あつ)さに弱(よわ)くて、そんなに丈夫(じょうぶ)じゃないんだ。一年間(いちねんかん)に6000〜8000キロものお乳(ちち)を出(だ)すんだよ。お乳の色(いろ)は、白いのが特徴(とくちょう)なんだ。
 茶色(ちゃいろ)のジャージー種は、ホルスタインよりずっと小(ちい)さくて細(ほそ)いからだをしてるんだ。目(め)が大(おお)きくて鹿(しか)みたいな顔(かお)がかわいいよ。お乳の量(りょう)はホルスタイン種ほどは出ないけど、お乳には脂肪(しぼう)がたくさん含(ふく)まれていて、黄色(きいろ)も強(つよ)いからバターにするには最適(さいてき)なんだ。

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