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肉用牛 -牛の家- 牛舎

開放牛舎

開放牛舎

単房式牛舎

単房式牛舎

 肉用牛(にくようぎゅう)の牛舎(ぎゅうしゃ)の中(なか)のデザインは、飼(か)われている牛(うし)の頭数(とうすう)によって違(ちが)うんだ。
 2〜5頭(とう)ぐらいの小(ちい)さな規模(きぼ)の場合(ばあい)は、牛を一頭(いっとう)ずつ別々(べつべつ)の部屋(へや)に分(わ)ける単房式(たんぼうしき)という牛舎で飼っていることが多(おお)いよ。この飼い方(かた)の場合は、子牛(こうし)も乳離(ちちばな)れするまではお母(かあ)さん牛と一緒(いっしょ)の部屋に入(い)れておくんだ。
 10頭以上(じゅっとういじょう)になってくると、建物(たてもの)の通路(つうろ)をはさんで両側(りょうがわ)に牛をつないでおく、繋(つな)ぎ式の牛舎が多くなるよ。床(ゆか)はたいがいコンクリートでできていて、牛のいるところにはわらやオガクズ、ゴムマットなどがしいてあるよ。
 20頭以上になるとえさをあげるときだけつなぐ以外(いがい)は牛舎のなかで放(はな)し飼いにする開放牛舎(かいほうぎゅうしゃ)という形(かたち)になるよ。牛舎に続(つづ)けて運動場(うんどうじょう)もあるんだ。牛が休(やす)む場所(ばしょ)には繋ぎ式と同(おな)じようにオガクズやわらがしいてあるんだ。

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