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豚 -健康と病気- 豚の健康

せまいところにいっぱい入れると、

せまいところにいっぱい入れると、ストレスがたまってしまう

 豚(ぶた)は集団(しゅうだん)で育(そだ)てられているから、一頭(いっとう)が伝染病(でんせんびょう)になると、豚から豚へとうつってしまうから、健康(けんこう)を守(まも)るための環境(かんきょう)づくりや、病気(びょうき)の予防(よぼう)はとても大切(たいせつ)だよ。
 食欲(しょくよく)がなかったり、ウンチがやわらかくなりすぎたり、反対(はんたい)に硬(かた)かったり、なかなか太(ふと)らなかったりしているときはなにか病気のサインだ。健康なときは鼻(はな)がしっとりしていて、目(め)も生(い)き生(い)きしているし、本当(ほんとう)にしっぽはくるんと巻(ま)いているんだ。毛(け)のつやもそういうときはいいよ。よく動(うご)いて仲間(なかま)と同(おな)じような動きかたをしているときは安心(あんしん)だよ。あとは、体温(たいおん)や脈拍(みゃくはく)、呼吸(こきゅう)でも健康状態(けんこうじょうたい)がわかるよ。
 病気にならないようにするには、豚舎(とんしゃ)を清潔(せいけつ)にすることが一番(いちばん)だ。そして夏(なつ)は涼(すず)しく冬(ふゆ)は暖(あたた)かくしてあげて、お肉(にく)として出荷(しゅっか)したあとは豚舎の消毒(しょうどく)もするよ。

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