モルモットってこんな動物
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からだはこうなっている! |
●ハムスターと同じ「げっ歯類(るい)」
モルモットはペルーの高山でくらしていた種類(しゅるい)で、古代インカ帝国(ていこく)の時代には、食肉用の家畜(かちく)として育てられていました。16世紀(せいき)にヨーロッパにもちこまれ、実験(じっけん)動物や、ペットとして飼(か)われるようになりました。
ハムスターと同じ「げっ歯類(るい)」という動物ですが、モルモットはヤマアラシのなかま、ハムスターはネズミのなかまで、大きさや後ろ足の指の数などが違(ちが)っています。
●おとなしい性格(せいかく)
子どもは、親と同じ姿(すがた)で生まれてきて、歯やつめ、毛もはえています。生まれてすぐに目が見えていて、歩くこともできます。
生後3週間くらいで乳(ちち)ばなれをし、2〜3カ月(かげつ)くらいでおとなになって、子どもが生めるようになります。寿命(じゅみょう)は、だいたい5〜6年くらい。
とてもおとなしい性格(せいかく)で、よっぽど手荒(てあら)くあつかわないかぎり、あばれたりかんだりすることはありません。