飼い方・育て方

飼育小屋のようす

●こんなふうに飼ってみよう

ガチョウやアヒルなどの水鳥を飼うときは、飼育小屋に必ず池などの水場をつくってあげてください。水鳥は、水にうかぶことで脚(あし)にかかる体重の負担(ふたん)を軽くしています。だから池がないところで飼っていると、関節をいためてしまい、脚が曲がってしまうことがあるのです。

池の水はいつでもきれいにしておきましょう。汚れぐあいによりますが、1〜2m四方の池の場合は、毎日掃除(そうじ)が必要です。

また、飼育小屋には強烈(きょうれつ)な直射日光(ちょくしゃにっこう)をさえぎるように、木(ニセアカシア、ヤナギ、カキ)を植えるなどして、日陰(ひかげ)をつくってあげるのもよいでしょう。4坪(=13.2m2)で約10羽が飼えます。

●エサと水のあげ方

ニワトリ用のエサ(配合飼料:はいごうしりょう※)や青菜のきざんだものを、ヒナの場合は、これに魚粉(ネコ用の魚の缶詰でもよいです)を足してあげましょう。

エサと水は朝と夕方の2回とりかえましょう。水飲みはそのそのたびにきれいに洗って水を新しく入れ、食べ残しも片づけます。

※配合飼料:トウモロコシやダイズなど、いくつかの原材料を混ぜ合わせてつくられたエサのこと

●健康なガチョウのみわけ方

ガチョウの健康状態を知るには、こんなところをチェックしてみましょう!

:ぱっちりして目の周りもきれい
鼻と口:よごれていない
おしり:下痢(げり)などをしてよごれていない
:ツヤがある。年をとると水をはじく脂肪の分泌がわるくなり、よごれてしまう

また、あまりエサを食べなかったり元気がないときは、先生と相談して早めに獣医(じゅうい)さんのところにつれていってあげましょう。

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