動物となかよくなるには?
みんなの学校では動物を飼っ(か)ているかな? ウサギ、小鳥、魚、何を飼っ(か)ているのかな? その動物たちは、きみの顔をみたら近づいてくる?
もしも、逃げ(に)ちゃうのなら、きっとこわがっているんだよ。このコーナーでは、学校にいる動物たちとなかよくなる方法(ほうほう)を教えるよ。自分が動物になったつもりで、何をされたらうれしいか、どうされたらいやかを考えてみよう。
●動物たちをびっくりさせない
学校で飼(か)われている動物たちはみんなこわがりなんだ。だから大きな声を出したり、追いかけたりすると動物はびっくりして、逃(に)げるんだ。だって、君たちは動物の何倍も大きな体をしているだろう? 動物たちの世話をするときにだいじなことは、動物をびっくりさせないことだ。
そっと近づいて、最初(さいしょ)はしゃがんでやさしくエサをあげよう。あんしんして、君たちを好(す)きになったら、動物たちの方からよってきてくるようになるよ。
動物の顔をみて、どうすればこわがらないかを、よーく考えてあげてね。
●飼育小屋はせいけつに
みんなの家に食べのこしやうんちが散(ち)らばっていたらどう思う? たえられないよね。動物たちも同じなんだ。
土日に世話が出来ないからといって、金曜日にたくさんエサを置(お)いて帰ればいいわけじゃない。食べのこしがあると、小屋もきたなくなるし、いたんだエサを食べて、動物たちが病気になってしまうこともあるよ。
学校が休みの日は、当番を決めてみんなで、めんどうを見るようにしよう。命にはやすみがないんだよ!
●さいごまできちんと、めんどうを見る
あたりまえのことだけど、動物はおもちゃじゃない。みんなと同じよろこんだり悲しんだり、一生懸命(いっしょうけんめい)生きているんだ。ちゃんと世話をしようね。
毎日様子を見て、おかしいと感じたら動物病院の先生に相談しよう。もし死んだら、お墓(はか)を作ってうめてあげるか、動物霊園(どうぶつれいえん)などで火葬(かそう)してもらおう。
動物たちの幸せな生活と命は、君たちがにぎっているんだよ。