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豚の起源と改良
祖先はイノシシ豚の祖先種であるイノシシ(学名Sus scrofa)は広くヨーロッパ、アジア、北アフリカに分布していて6亜種にわかれ、それぞれ各地で家畜化されました。 ヨーロッパイノシシ(Sus s.scrofa): 頭骨が長く耳が大きく、被毛は黒褐色です。スイスの湖棲(こせい)時代に飼われていた泥炭層豚はこれを家畜化したもので、現在のランドレース種、大ヨークシャー種は直系の子孫です。 アジアイノシシ(Sus s.uittatiis): ヨーロッパイノシシに比べて頭骨が短くて高く、耳がやや小さいのが特徴で、口から頬(ほお)にかけて淡褐色の斑紋があります。中国の南部にある約1万年前の遺跡からは、家畜化されていたアジアイノシシの骨が出土しています。 ヨーロッパで改良が進められた品種の中でもバークシャー種や中ヨークシャー種は改良の経過の途中、アジアイノシシの子孫である中国種やシャム豚が交配されているので、それらの品種の血をひいています。 |