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飼養戸数の減少と飼養頭数の増加
大規模な養豚場 |
大規模、多頭飼育化
日本では1960年(昭和35年)には、日本の約80万戸の農家(養豚農家)で190万頭の豚が飼育されており、農家1戸あたりの飼養頭数は2.4頭でした。それ以降、豚の数は増減をくりかえしながらも食肉需要の増大に対応しながら増加する一方、農家数は次第に減少していきました。
1979年(昭和54年)からは、国内の消費量を大幅に上回る生産量の増加によって、長期間にわたって豚肉の価格が低迷し、農家数の減少にさらに加速がかかりました。2003年(平成15年)には9430戸の農家で973万頭の豚が飼育されており、農家1戸あたりの飼養頭数は1031頭に増大しました。
年度 |
戸数 |
頭数(千頭) |
一戸当たり飼育頭数(飼養密度) |
昭和40年 |
701,600 |
3,976 |
5.7 |
45 |
444,500 |
6,335 |
14.7 |
50 |
223,400 |
7,689 |
34.4 |
55 |
141,300 |
9,998 |
70.8 |
60 |
83,100 |
10,718 |
129.0 |
平成2 |
43,400 |
11,817 |
272.3 |
7 |
18,800 |
10,250 |
545.2 |
12 |
11,700 |
9,806 |
838.1 |
15 |
9,430 |
9,725 |
1031.3 |
出典:『畜産統計 平成14年度版』(農林水産省統計情報部、平成16年2月発行)
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