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ぼくにも豚、飼えるかな?  

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『飼養標準』と飼料の給与量

家畜の養分要求量

 ヒトの必要栄養量はどのくらいなのかを解説したものが、各国で発表されています。日本では、厚生省が出している『日本人の栄養所用量』に性別、年齢、身長、体重、運動量などとの関係で必要な栄養量が記載されています。
 一方、豚などの家畜にも『日本飼養標準』と呼ばれる解説書があり、各家畜ごとに整理されています。この本には養分要求量の求め方、養分要求量、発育別(育成期、肥育期、妊娠(にんしん)期、授乳期の養分要求量や、関連の注意事項などがていねいに解説されています。

給与量に気をつける

 実際には表に示した数値を目安にエサを与えます。体重の割合でみると、子豚では6-8%、育成期で4-5%、肥育期で3.6-4%程度の給与です。繁殖育成豚は太りすぎると種付けがうまくいかないことがあるので、肥育豚より1割程度減量して給飼します。また、繁殖豚の給与量は母豚の体重、産子数によって調節が必要です。さらに大切なことは、管理者が豚の様子を的確に把握して、エサを与える量の増減を工夫することです。

区分 体重
(kg)
週齢または子豚数 風乾飼料量(kg)
妊娠豚 135 1-12 週 2.0
13-16週 2.2
180 1-12週 2.2
13-16週 2.4
225 1-12週 2.4
13-16週 2.6
授乳豚 160 5頭 4.2
8頭 5.2
11頭 5.7
200 5頭 4.6
8頭 5.6
11頭 6.1
240 5頭 5.1
8頭 6.1
11頭 6.6

区分

体重(kg)

風乾飼料量(kg)

体重に対する比重(%)

子豚/
肥育豚
5 0.40 8.0
10 0.70 7.0
15 1.00 6.7
20 1.20 6.0
25 1.35 5.4
30 1.50 5.0
35 1.65 4.7
40 1.80 4.5
50 2.20 4.4
60 2.60 4.3
70 2.80 4.0
80 3.00 3.8
90 3.20 3.6
繁殖育成豚 60 2.20 3.7
80 2.40 3.0
100 2.60 2.6

 

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