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養豚(ようとん)って何? 豚のからだのひみつ ぼくにも豚、飼えるかな? 養豚場へ行こう 豚とは大昔から友だちだった 栄養たっぷり、おいしいね

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豚のからだのひみつ  

豚の鼻は人間の手のように器用【豚のからだ】

1年に20頭以上の赤ちゃんを産む

さまざまな要因が肉の質に影響(えいきょう)をあたえる

栄養と発育



栄養価を考えたエサを給与する

エサの栄養価で発育はかわる

 栄養価の高いエサを与えると、発育速度は速まりますが、肉の熟度が不足し、良質の肉が生産されにくくなります。また、品種によっては脂肪が多く、肉の量が少なくなってしまうこともあります。
 反対に栄養価の低い飼料を与えると、発育速度は遅くなりますが、おいしい肉質になります。しかし、肥育期間が長くなるため、年間の出荷頭数は必然的に少なくなります。

 たとえば、前期(16週)・後期(16週)で与えるエサの栄養価をかえると、以下のような生育をします。

前期 後期 生育のしかた
高栄養 高栄養 成長と脂肪の蓄積が速まり、脂肪の割合が高くなります。
低栄養 低栄養 脂肪蓄積するためのエネルギーが低く、エネルギーが筋肉や骨格の成長より優先して利用されるので、体脂肪が少なくなります。
低栄養 高栄養 脂肪が多く蓄積するようになります。
高栄養 低栄養 この肥育方法が最も経済的とされていて、市販されている飼料はこのように設計されています。

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