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豚のからだのひみつ  

豚の鼻は人間の手のように器用【豚のからだ】

1年に20頭以上の赤ちゃんを産む

さまざまな要因が肉の質に影響(えいきょう)をあたえる

精子と卵子はどうなっているのかな


オタマジャクシのような形をしている精子

精子

 精子は精液の中を遊走し、オタマジャクシのような形で、その長さは50-60マイクロメートルとされています。一回の射精での精液量は200-250mlであり、精液1ml中には2億4千5百万程度の精子が存在しているので、一射精時での精子の総数は490-610億となります。
 雄豚は日齢とともに精巣が発達し、4カ月齢あたりになると、精子がつくられるようになってきます。一般には7カ月齢ごろに性成熟に達しますが、種雄には1歳齢あたりから使用開始するのが理想的です。

卵子

 成熟豚の卵巣には種々の大きさの卵胞があり、発情ごとに多くの卵胞が成熟して破裂し排卵されたものが卵子です。一排卵で13-17個の卵子が排出されます。
 雌豚は100日齢ころから、発情に似た兆候を示しますが、排卵をともないません。卵子は21日の周期で排出(排卵)されますが、これを4-5回くり返すうちに、正常な発情を示すようになります。使用開始は8-9カ月齢、体重では120-130kgが理想的です。

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